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めんどくさい人向け クレジットカード

ポイントを交換するのがめんどくさい人向けのカード

2024-07-12

本記事は2024年7月に作成した記事です。その後、一部カードの特典に変更があったことをお知らせします。

Likeme by Saison Card→Qoo10などでの5%割引が終了

なお、これら改訂を踏まえても本記事で出した結論は特に変わっていません。

クレジットカードを選ぶ際に意外と大事なのが「貯まるポイントと出口戦略」。ポイントの使い道が微妙だと、いくら高還元で大量のポイントをもらっても大して恩恵を得られず、結果的に無駄になってしまう。

そんなポイントの出口戦略、個人的には支払いにポイントを充当できるタイプであればベストと思っているのだが、中にはそれでも不満に思う人がいるみたいだ。というのも、ポイントをいちいち交換すること自体がめんどくさいらしい。

確かに、ポイントを交換するのがめんどくさいと思う時はある。できるのなら、勝手に充当だったりそもそもポイントが付かない、だけどお得というものが1番いいだろう。

というわけで今回は、ポイントを交換するのがめんどくさい人向けのカードを探して、検討していこうと思う。

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候補は5つ

というわけで早速、何千種類とあるクレカの中から自動キャッシュバック機能があるクレカを探してみた。その結果、候補になりそうだと思ったのは以下のカード。

  • P-oneカード
  • Likeme by Saison Card
  • Andromeda Card

候補が出揃ったところで、早速これらのカードを比較していこう。

基本情報をおさらい

比較していく前に、各カードの基本的な情報を確認していく。もし興味がないという人は、スライドするかここをクリックして、次の項目までとんでほしい。

P-oneカード
Likeme by Saison Card
Andromeda Card
国際ブランドVISA、Mastercard、JCBMastercard(digitalはJCBのみ)Mastercard
年会費無料無料1375円(年1回以上利用で翌年の年会費無料)
還元率1.0%1.0%1.0%
付与ポイント無し(キャッシュバック)無し(キャッシュバック)Andromeda Cardポイント
(Google Pay専用デポジットに自動還元)
付帯保険-海外旅行保険:最高3000万円国内旅行保険:最高1000万円
家族カード220円(初年度無料)無料(digitalは発行不可)440円(年1回以上利用で翌年の年会費無料)
ETCカード無料(発行手数料1100円)
(更新手数料1100円)
無料無料
追加機能Apple PayApple Pay、Google PayApple Pay、Google Pay

還元率を比較

まずは、多くの人が重要視しているであろう還元率について比較していこう。

P-oneカード
Likeme by Saison Card
Andromeda Card
基本還元率1.0%1.0%1.0%
還元の計算方法1会計毎、100円で1.0%月の合計額から1.0%月の合計額から100円毎に1ポイント
特典・一部のパッケージツアーが最大8%割引
・提携レンタカー会社にて5%割引
・半年で25万円以上の利用でボーナスポイント
・Qoo10で5.0%還元
・SHEINやカラオケ館などの特定店舗で優待割引
・セゾンカード保有者限定の優待割引
&サービスを利用可能
・「JACCSモール」を経由で対象サイトで最大12%還元
・リボショッピング利用で+0.5%還元
・毎月第1日曜日はポイント還元率が50%アップ
・「J’sコンシェル」利用で対象の飲食店等で優待サービス
還元の対象外電子マネーチャージ、金券類の購入、
ETCカードの利用料
楽天Edyチャージ、nanacoチャージ、
JALグローバルウォレットへのチャージ
Edyチャージ、nanacoチャージ、
Kyashチャージ、WebMoneyチャージ
TOYOTA Walletチャージ、au Pay
追記点--・Androidユーザー以外はキャッシュバックを
受けられないので注意
・キャッシュバック対象はQUICPay利用分のみ

こうして見ると、汎用性が最も高いと言えるのはLikemeカードとなるだろう。基本還元率は1.0%と十分な水準を満たしているし、還元の対象外も比較的少ない。それに加えてQoo10での還元率が5%、レジャー施設などで優待を受けることが可能と、高還元も両立している。

P-oneカードも基本還元率は1.0%だが、還元の対象外が多く特典がやや限定的と、Likemeカードと比べて汎用性が劣っている。一応、利用金額に応じてポイントが貰える特典があるが、ポイントの交換が必要になるため今回の趣旨を考えると少し微妙。

Andromeda Cardは基本還元率1.0%に加えて、毎月第1日曜日はポイントが50%アップになる特典がついており、毎月第1日曜日は基本還元率1.5%のカードとして使うことができる。その他、「JACCSモール」を経由すれば最低でも0.5%の還元を上乗せすることが可能。還元率に関しては他のカードより高い場面が多い。

しかし、このカードはキャッシュバックの対象がGoogle PayのQUICPay利用分のみな為、そもそもGoogle Payを使えないと恩恵を受けられないという最大のデメリットがある。その為、iPhoneユーザー、QUICPayを使わない人はこのカードを持つメリットはほぼ無い。

付帯保険

P-oneカード
Likeme by Saison Card
Andromeda Card
付帯保険-海外旅行保険:最高3000万円(利用付帯)国内旅行保険:最高1000万円(利用付帯)
その他補償・紛失盗難補償(60日間)・カード不正利用補償(61日間)
・月額300円でSuper Value Plusに加入可能
・カード盗難保険
・ネットあんしんサービス
安全対策・利用通知機能 メール
・ナンバーレス 片面 
・利用通知機能 アプリ通知
・ナンバーレス デジタルのみ
・利用通知機能 無し
・ナンバーレス なし

LikemeカードとAndromeda Cardは付帯保険があるが、P-oneカードにはその類のものはない。一応、リボ払い専用カードであるP-one wizであればショッピング保険が付帯するが、今回は割愛。

Likemeカードは海外旅行保険に加えて利用通知機能付き、ナンバーレスを選べたりと多くの人が求めている機能は一通り備わっている。

Andromeda Cardは国内旅行保険が付帯しているが、利用通知機能などはついていない。不正利用に対しての保証は付帯しているが、その点はややマイナスに映るだろう。

国際ブランドやその他追加機能

P-oneカード
Likeme by Saison Card
Andromeda Card
国際ブランドVISA、Mastercard、JCBMastercard(digitalはJCBのみ)Mastercard
家族カード220円(初年度無料)無料(digitalは不可)440円(年1回以上利用で翌年の年会費無料)
ETCカード無料(発行手数料1100円)
(更新手数料1100円)
無料無料
タッチ決済対応digitalのみ非対応

国際ブランドはP-oneカードがVISA、Mastercard、JCBと三種類に対応しており、選択肢が一番多い。LikemeカードとAndromeda Cardは基本的にMastercardのみ。LikemeカードはdigitalであればJCBを選べるが、家族カードが作れなくなるというデメリットが出てくる。

家族カードはP-oneカードのみ年会費が必ず発生する。Andromeda Cardは無使用だと年会費が発生するが、年一回でも使えば無料になるのでそこまで問題ではない。Likemeカードは無料だが、digitalを選ぶとそもそも家族カードを作れなくなるので注意。ETCに関してはP-oneカードのみ手数料が発生する。

結論

一通り比較が終わったところで、各カードの性能についてまとめていこう。

Likemeカードは汎用型

出典(https://www.saisoncard.co.jp/lp/likeme/digital/?sd=000

全体的にLikemeカードはまとまった性能をしており、紹介したカードの中では最も多くの場面で活躍できるカードと言える。特に電子マネーへのチャージでも還元が受けられる点と、Qoo10で5%還元が受けられる点がありがたい。

しかし、国際ブランドがMastercardかJCBかで少し使い勝手が変わるのは懸念点。ただ、メリットに比べたら些細な問題になるだろう。

P-oneカードは国際ブランドの選択肢が多い

出典(https://www.pocketcard.co.jp/card/card_pone_s.html

P-oneカードの強みといえば、国際ブランドの選択肢が一番広い事。今回紹介したカードの中では唯一VISAブランドを選ぶことができる。

しかし、その他は少し微妙。特に付帯保険がほぼ皆無なのは、旅行などによく行く人は少し心配になると思う。

Andromeda Cardは使える人が限られるが高還元

出典(https://www.jaccs.co.jp/service/card_lineup/teikei/andromeda.html

Andromeda CardはAndroidユーザーしか使えない、QUICPayを使わない人にはメリットがないというデメリットがあるが、デメリットを乗り越えられるなら高還元カードとして使うことができる。

基本還元率1.0%のメインカードとして使うのもよし、特約店や毎月第1日曜日での高還元目的のサブカードとして使うのもよしと、さまざまな使い方ができるだろう。

オススメのカード

といった感じで、結論としては汎用的なLikemeカードと、特定の用途で強みを持つP-oneカードとAndromeda Cardという結果になった。この結論を元に、自分に合うカードを探してみて欲しい。

最後に、プラアルが思う3枚の中でオススメのカードを紹介して終わろう。

Likemeカードが一番オススメ

まず、一番のオススメはLikemeカードだ。その汎用性の広さからメインカードとして使っていける。

個人的にはQoo10での5%割引が一番ありがたい。僕のように普段からQoo10を利用している方はほぼ必須級のカードとなるだろう。2024年9月をもって、Qoo10での5%割引は終了。

Andromeda CardはAndroidユーザーかつQUICPayをよく使うなら有り

AndroidユーザーかつQUICPayをよく使う人限定ではあるが、還元を求めるのであればAndromeda Cardが良い選択肢となる。

「JACCSモール」経由での還元上乗せ、毎月第1日曜日での還元率アップ、「J’sコンシェル」の優待サービスと還元を伸ばせる機会が多い。これらをうまく使いこなせるのなら、このカードがオススメ。

P-oneカードはサブカードにオススメ

P-oneカードはサブカードとして使うのがオススメ。

汎用性などでLikemeカードに劣っているが、複数のブランドに対応していることによりLikemeカードでは持てないブランドを補うことができる。

また、少し今回の趣旨からズレるが、すでにメインカードでポイントを貯めている人がサブでこのカードを持つことで、ポイント管理の手間を減らすことができるだろう。

複数の種類のポイントを管理したくないという人で、メインカードでは対応できないブランドを持つ目的としてこのカードはオススメ。

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プラアル

初めましてプラアルです。キャッシュレスとかの情報を投稿しています。

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