最近は三井住友関連の改訂が続いていたが、ここにきてついに三井住友カードにもメスが入った。というわけで今回は三井住友カードの改訂内容についてまとめていこうと思う。
三井住友カードとはなんぞやという人は、この記事で解説しているのでぜひ見てみてほしい。
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セブンイレブンでの還元率が最大10%に
まずは嬉しい改訂から。10月15日から会計時にVポイントと連携したセブンイレブンの会員コードを提示することで、セブンイレブンでの還元率が従来の7.0%から最高10%にまでアップする。
これに関しては完全にメリットしかない改訂。ただし、10%全てVポイントで還元されるわけではなく、0.5%分はセブンマイルによる還元となっている。とはいえセブンマイルはVポイントに等価交換できるようになるので、特に問題にはならないだろう。
これに加えて毎週金曜日にVポイントPayで支払うことで10%還元を受け取れるようにもなるので、セブンイレブンでオススメのカードは?と言われたら間違いなく三井住友カードと言えるようになった。
物理カードでのタッチ決済の還元率が1.5%に
しかし、残念ながら嬉しい改訂だけではなく残念な改訂もいくつか実施される。まず、対象店舗とUSJでの物理カードによるタッチ決済の還元率が5.0%から1.5%に変更される。
今回の改訂の対象は物理カードだけで、スマホによるタッチ決済は今まで通り7.0%還元を受けられるのでその点は安心して欲しい。
個人的にはほとんどの方がわざわざ還元率が下がる物理カードのタッチ決済は使わないと思っているので、Visaで持っている人やiPhoneユーザーにはそこまで影響はないのではないだろうか。
1番困るのがMasterCardで発行したAndroidユーザー。というのも三井住友カードさん、Google PayでのMastercardタッチ決済は非対応となっているのだ。
その為該当者は物理カードによるタッチ決済でしか高還元を受け取る方法がなかったのだが、今回の改訂で高還元を受け取る方法がなくなってしまった。(一応1.5%還元はもらえるけど)
該当する人はVisaに切り替えるか新たにカードを発行するかしかないだろう。
【学生特典】LINE Payの特典が終了
学生特典にも改訂が入った。まず、LINE Payのチャージアンドペイで3%還元が今年の11月で終了となる。
これはそもそもLINE Pay自体のサービスが終了するので仕方ないことではある。しかし、個人的にはこの特典が三井住友カードの学生特典の中で1番魅力的だと思っていたがために、非常に悲しい。
【学生特典】Amazon primeの9.5%還元が終了
LINE Payの特典にメスが入ることは何となく察してはいたが、それに加えてサブスクの10%還元にもメスが入ってしまった。2025年3月1日からAmazon primeの支払いが9.5%還元の対象外となる。
サブスク特典の中で1番利用しているのがAmazon primeだったから、ここにメスが入るのは痛い。学生で三井住友カードを持っている方は、今のうちにAmazon primeの年会費を支払った方がいいだろう。もちろん、学割を使うのを忘れずに。
ほとんどの人に影響はない
以上の4つが今回発表された改訂内容となっている。これらの情報を得た上での個人的な感想としては、一般の会員には単純にセブンイレブンでの還元率が上がるだけでそこまで影響は無いと思う。
物理カードの還元率は下がってしまうが、上の項目でも話した通りほとんどの人はスマホのタッチ決済を利用していると思うので、物理カードの還元率が下がって困るという人は少ないだろう。Mastercardで発行したAndroidユーザーを除いて。
果たして、三井住友カードはいつMasterCardのGoogle Payに対応するのだろうか。
学生特典の魅力は微妙になったかも
しかし、学生特典の改訂に関しては中々手厳しい内容となっている。個人的には、「学生特典がすごいお得だからオススメだよ!」とは少し言いづらくなった。
特にLINE Payでの3%還元は他のカードを探しても代替できるのものが見つからないため、そこがなくなるのが悲しい。
とはいえ、魅力が少なくなったと言ってもまだ他にも携帯料金だったりU-NEXTなどのサブスク還元は残っているので完全に学生特典に魅了がなくなったわけではない。
まとめ
というわけで、改めてまとめるとこんな感じ。
・基本的にはセブンでの還元率がアップするだけの改訂
・普段から物理カードを使っていた人は還元率がかなり下がるのでスマホ決済へ移行しよう
・学生特典は今回の改訂で魅力がなくなったかも
個人的に三井住友カードは、スマホでのタッチ決済による7.0%還元がなくない限りは優秀なカードであり続けると思っているので、それまでは多少の改訂は静観し続けてもいいだろう。
というわけで今回の記事は以上。いいキャッシュレスライフを。