
もう数ヶ月前の話になるが、イオンカードで大量の不正利用が発生してしまう事件が起きた。
これはフィッシング詐欺などでカード情報が盗まれ、更にiDの脆弱性を突かれてしまった結果起きた事件で、イオンカード側の初期対応の不味さも相まって非常に大きな騒ぎになった。
それ以前にもTEMUなどのサイトにクレカ情報を登録して大丈夫なのかと議論になったりと、最近は何かとクレジットカードの安全性について話題になることが多かったと思う。
今や当たり前のように多くの人がネットショッピングをする時代になったが、そんな時にこんな騒ぎが起きていれば、おちおちショッピングを楽しめないだろう。
というわけで今回は、ネットで安全にショッピングをするにはどの決済手段を使えばいいのか考えていこうと思う。
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最近はネットショッピングによるカード情報の流出が多い

当ブログでも何回か取り扱ってきたが、クレカの不正利用の数は日々増えてしまっている。
その主な原因として挙げられるのが「クレジットマスターアタック」「フィッシング詐欺」そして、今回取り扱う「ネットショッピングによる流出」だ。
この「ネットショッピングによる流出」は誰が運営しているのかよくわからない、怪しいサイトからの流出というのが多いと思うだろうが、残念ながら最近は大手の企業が運営するサイトからも流出してしまうことがある。
恐ろしいことだ。しかし、今から完全にネットショッピングをやめるというのはそれはそれで難しい。であれば、こちら側がなるべく自衛するしかない。そういうこと。
ちなみに、過去にも不正利用の手口を扱った記事を投稿しているので、もしよかったらぜひ。
不正利用は補填してもらえる

本題に入る前に確認しておきたいのが、「不正利用による被害は期限以内にカード会社へ報告すれば補填してくれる」という事。これはほぼ全てのカード会社の利用規約に書かれている。
不正利用された時に真っ先に不安になるのは、不正利用された分のお金はどうなるのかという事だと思うけど、この点については安心してほしい。
ちなみに、補填が認められるのは期限は大抵の場合被害に遭ってから60日前後とされている。気づいたら保証期間を過ぎていたとならないように、定期的に明細のチェックをして不正利用に気づけるようにしておこう。
自衛するのが手っ取り早い
とはいえ、不正利用の補償を受けるためには上記の通りカード会社への報告などの手続きが必要だ。場合によっては、警察へ被害届を出す必要も出てくる。
確かに補償はしてくれる。だけど、そのたびに時間と労力を奪われることになってしまう。だったら、自衛して未然に防ぐのが一番手っ取り早い。
比較的安全な決済は3つ

さて、ここからが本題。安全にネットショッピングを楽しむ方法を考えてこうと思う。
僕が調べた限りだと、主要な決済手段の中で比較的安全だと言われているのは以下の3つ。(もっとあるかもしれないけど、今回は勘弁を)
- PayPalやコンビニ決済などの「カード情報を直接渡さない決済」を利用する
- Revolutのように「任意でカード番号を変えられるサービスを使用する」
- プリペイドカードにチャージして、その残高で支払う
これらを順に解説していって、最後に比較をしていく。
「カード情報を直接渡さない決済」を利用する

これは簡単にいえば、決済をする際に間に代行会社を挟むことで、そもそも相手にカード情報を渡さないようにしようということ。流出が怖いなら、そもそも相手に情報を渡さなければいいじゃんという話。
で、こういったサービスというのは世の中には複数存在しており、メジャーなところで行くと「PayPal」や「コンビニ決済」が挙げられる。
「Apple Pay」や「Google Pay」も相手にカード情報を渡さないサービスの一つだ。
これらは「コンビニ決済」なら間にコンビニが、「Apple Pay」なら間にAppleが入って代わりに決済してくれることで、サイト側に直接カード情報を渡さずに決済をすることを可能にしてくれているんだ。
無論、「その間に挟んだ会社から情報が漏れたら意味ないやん」という心配はあると思うが、PayPalやAppleといった大手の会社は大抵カード情報を暗号化してから保管しているので、基本的には安心して欲しい。
というわけで、この「カード情報を直接渡さない決済」を利用する方法は、お手軽かつ安全なので、もしあなたの使いたいサイトでこれらの決済が使えるのなら使うべきだろう。
Revolutのように「任意でカード番号を変えられるサービスを使用する」

しかし、中にはこういった支払い方法に対応しておらず、クレジットカードしか使えないというサイトがあるだろう。そういった時はRevolutのように「任意でカード番号を変えられるサービスを使用する」のが選択肢に入る。
今回、代表例として挙げさせてもらったRevolutというカードは「使い捨てバーチャルカード」という機能を導入しており、決済をするたびにカード番号を変えることができるんだ。
例え相手がカード番号を悪用しようとしても、すでに変わっているのなら意味がない。ということでこちらも非常に効果的な対策法となっている。
ちなみに、似たような機能を持っているカードに「エポスカード」があり、こちらも少々手間はかかるが番号の破棄と再発行を任意にすることが可能だ。
エポスカードについて詳しく解説した記事はこちら。
サイトにカード番号を入力し直す必要がある
このように優秀な決済手段ではあるが、デメリットとして「いちいちカード番号を入力し直す必要がある」ことが挙げられる。
海外の少し不安なサイトを1回だけ使いたいという場面では非常に有用だが、Amazonのように定期的に利用したいという場面ではこのデメリットは結構厳しい。
この手間を許容できないという人は、1回しか使わないサイト限定での手段となるだろう。
プリペイドカードにチャージして、その残高で支払う

「間に挟むのはやっぱり怖い」「わざわざ番号を入力し直すのはめんどくさい」という人は手持ちのプリペイドカードを利用することもできる。
方法は簡単で、利用金額分をプリペイドカードにチャージして、そのまま支払う。たったそれだけ。
プリペイドカードはチャージした金額分しか決済をすることができないので、残高を残さなければ不正利用のしようがなくなる。
支払いをするたびにいちいちチャージをしなくてはいけないが、単純かつ効果的な手法であるので、もし手元にプリペイドカードなら試してみて欲しい。
ただし、一部のサブスクなどではプリペイドカードだと決済できないことがあるので、そこは気をつけて。
ちなみに、新たにプリペイドカードを発行するのなら、Kyashのようにすぐにカードの停止ができるのを使うとより安心して決済をすることができるのでオススメ。
それぞれの方法を比較してみる

出揃ったところで、最後にこれら3つの決済手段を比較してみて、個人的な結論を話していこう。
それぞれのデメリットとメリットをまとめた表が以下の通り。
情報を渡さない | 番号を変える | プリペイドカード | |
---|---|---|---|
メリット | ・お手軽度は高め ・高いセキュリティーが担保されている | ・安全性は一番高い ・Revolutは番号の変更が楽 | ・管理できればかなり安全 ・クレカと合わせれば還元率のアップも狙える |
デメリット | ・使えないサイトがある | ・対応しているカードが非常に少ない ・いちいち番号を入力し直す必要がある | ・決済の度にチャージが必要 ・使えないサービスがある |
なんだかんだプリペイドカードが一番いいかも
こうしてみると、なんだかんだでプリペイドカードを使った方法が一番いいのではないだろうか。
他二つも有用な決済手段ではあるが、そもそも使えなかったり、購入のたびにいちいちカード番号を入力する必要があったりとデメリットも無視できない。
「還元率アップ」という手間に対してのリターンがある
無論、プリペイドカードにも決済の度にチャージが必要というデメリットがある。
しかし、プリペイドカードはリクルートカードのような電子マネーチャージでも還元を得られるカードでチャージすれば、還元の二重取りをすることができるというメリットが存在し、手間に対するリターンが存在する。
安全性を高めることができ、なおかつリターンもあるのなら、ある程度の手間は許容できるのではないだろうか。
というわけで、普段のネットショッピングで安全性の高い決済をしたいのならプリペイドカードを使った決済がオススメ、というのが僕の結論だ。
安全性を高めるに越したことはない

というのが僕の結論。もちろん、使えるのならPayPalなどを使った方が手っ取り早いし、1回限りであればRevolutのようなカードが1番効果的になるだろう。
結局、それぞれの場面で適切な決済を使うのが1番の理想ということになる。ここに関しては各々のライフスタイルに合わせて使い分けて欲しい。あくまで、今回の結論は僕なりの結論でしかない。
長々と解説したが、常日頃から安全を意識するに越したことはないので、皆さんもこの記事をきっかけに、今一度「安全」について考えてみてはいかがだろうか。
と、ありきたりな言葉で今回は閉めさせていただく。最後まで見てくれてありがとう。