
以前までは飲食店での高還元カードといえば三井住友カード一択といった感じだったが、最近三菱UFJカードとJCBカードWが追い上げてきた。
つい最近もJCBカードWの10%還元対象にすき家が追加されたりと、各々独自の経済圏を拡大させ続けている。
とはいえこうも似たようなカードがあると一体どれを使えばいいのか迷ってしまう人もいるだろう。安心してほしい、僕もその一人。
というわけで今回は整理がてら三井住友カード、三菱UFJカード、JCBカードWの3つを比較検討してみる。最後まで見てくれると嬉しい。
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今回の記事の結論

最初に今回の記事の結論をまとめてしまうと以下の通り。
三井住友カード:コンビニの対象店舗が最も多い。ポイントの使いやすさがピカイチ
三菱UFJカード:唯一スーパーが還元の対象。関東住みならかなり強力
JCBカード W:店舗数は劣るがネット通販が高還元対象。唯一基本還元率が最大1.0%
総じて「使いやすい三井住友カード」「関東スーパーで優秀な三菱UFJカード」「汎用カードとしても使えるJCBカード W」という認識でOK。
特にこだわりがないならこれだけでも押さえておけばある程度希望通りのカードが選べると思う。多分。きっと。
各種カードの対象店舗まとめ

ここからはなぜ僕が各カードの詳細を解説しつつさっきの結論に至ったのか語っていく。とりあえず各カードの高還元対象店舗を並べると以下。
| 三井住友カード | 三菱UFJカード | JCBカード W | |
|---|---|---|---|
| コンビニ | セブンイレブン、セイコーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ | セブンイレブン、ローソン | セブンイレブン(2%) |
| 飲食店 | マクドナルド、モスバーガー、KFC、吉野家、サイゼリヤ、すかいらーくグループ店舗、すき家、はま寿司、ココス、ドトール、エクセルシオール、かっぱ寿司 | 上島珈琲店、ucc上島珈琲、CAFÉ de CRIE、くら寿司、スシロー、ピザハット、松屋、松のや、マイカリー、ゼッテリア | マクドナルド(モバイルオーダー限定)、すき家、スタバ、吉野家、ガスト、バーミヤン、サンマルクカフェ、ドミノピザ、ジョナサン |
| スーパー | - | アオキスーパー、オオゼキ、オーケー、サンリブ、三和、東急ストア、東武ストア、肉のハナマサ、ジャパンミート、フードストアあおき、スーパー魚長、近商ストア | - |
| その他 | USJ、タッチ乗車 | コカコーラ自販機、スタバカード、アカチャンホンポ、カーブス | ジハンピ、Uber Eats(2%)、Amazon(2%)、Qoo10(2%)、タッチ乗車 |
ちなみにこれ以外の各カードの詳細な解説が見たい場合は以下の記事を見てみてほしい。
還元率
そして対象店舗での還元率は以下の通りとなっている。
| 基本 | 条件達成 | |
|---|---|---|
| 三井住友カード | 7.0%(Oliveなら8.0%) | 最大20% |
| 三菱UFJカード | 7.0% | 最大20% |
| JCBカード W | 10.5%(一部は2.0%) | |
三井住友カードは他のサービスを使うことで還元率をさらに上げることができるが、条件が正直なかなか難しい。
経済圏をしっかりと使いこなしている人用の特典となっているので、今回新たにカードを選ぼうとしている人はそこまで考慮しなくても大丈夫。
三菱UFJカードも同じシステムを導入されているが、こちらは9%~10%であれば比較的簡単に到達可能だ。
JCBカード Wは特に還元率を伸ばすことのできる条件は設けられていない分基本の還元率は高いが、その分理論値では劣るといった感じ。
コンビニ:三井住友カードと三菱UFJカードの2強

ここからは各カテゴリーに分けて見ていこう。まずコンビニだが、これは三井住友カードと三菱UFJカードの2強と言っていいだろう。
まずは三井住友カード。こちらは対象店舗の多さが魅力で、セブンイレブンとローソンという大手2社をしっかり押さえつつ、マイナー寄りのコンビニも網羅してくれているんだ。僕がよく使うセコマも対象にしてくれてるのがかなりありがたい。好き。
さらに、セブンイレブンに関しては還元率が他店よりも優遇されており、通常は7~8%のところを11%還元を得ることができる。
三菱UFJカードは対象店舗がセブンイレブンとローソンの2店舗だけとなっているが、こちらは比較的簡単な条件で9%を達成できるので還元率という点で優位だ。
マイナーコンビニを使いたいなら三井住友カード、還元率を重視したいのであれば三菱UFJカードを選ぶといいだろう。
JCBカード Wは対象がセブンだけとなっており、還元率も2%と控えめなのでコンビニ目的ならおすすめできない。
スーパー:三菱UFJカードの独壇場、ただし関東のみ

最近はどの商品も値上げが著しいが、その中でも特にきついのが食品の値上げだと思う。娯楽品であれば我慢すればいいだけだが、食品に関しては生きるためには買わないと言う選択肢がない。
そんな中、三菱UFJカードは今回紹介するカードの中では唯一スーパーが高還元の対象に入っているんだ。
スーパーでの優待を受けられるカードがレアだと言うのに、9~10%の還元を受けられるのはかなりすごい。
ただし、一覧を見てもらえれば分かるとおり、対象店舗の殆どが関東圏にまとまっている。一応関東以外にも店舗はあるにはあるが、正直スズメの涙程度。
つまり、三菱UFJカードの還元を全て受けたいのであれば関東住みであることが条件となっているんだ。地方民はスーパーでの還元を受けることができない。無念。
飲食店:近所にあるのを選んでほしい

飲食店は正直住んでる環境によって全然違うので「近所に対象店舗があるカードを選んでくれ〜」と言うのが正直なところ。
強いていえば対象店舗数は三井住友カードが一番多く、三菱UFJカードはカフェ系が他より強め、JCBカード Wはその中間という傾向がある。
対象店舗の被りの少なさで選ぶのなら三井住友カードと三菱UFJカードになるだろうか。
各カードの選び方
三井住友カード

三井住友カードのメリットは「コンビニの利用対象の多さ」と「ポイントが圧倒的に使いやすいさ」。
上記のコンビニ欄でも記した通り、大手2社に加えてややマイナーよりの数社も対象に含まれている。他のカードは対象店舗数が少なかったり還元率が劣ったりするので非常に魅力的だ。
また、ポイントの使いやすさも特筆すべきポイント。他2枚は使い道が少なかったり、等価で利用できる使い道が少なかったりするなどポイント面にやや難がある。
が、Vポイントは三井住友カードの支払いに等価で当てることが可能なほか、投資への使用や比較的好条件でのマイルへの交換など、多くの使い道が用意されており、ポイントの使いやすさは頭ひとつ抜けている印象だ。
対してデメリットと言える点もあり、それは「リアル店舗での利用はスマホでのタッチ決済が強制される」こと。
この高還元を得るための条件として、Apple PayやGoogle Payといったスマホでのタッチ決済を利用することが条件に含まれており、物理カードでの利用は高還元の対象外となっている。
個人的にはそこまで大きいデメリットだとは思っていないが、気になると言う人はいると思うので留意してほしい。
三菱UFJカード

三菱UFJカードの最大のメリットは「高還元対象にスーパーが含まれている」こと。
スーパーの項目でも話したけど、そもそもスーパーで高還元を目指せるカードというものがそもそもレア。その上で三菱UFJカードは手軽な条件で9~10%還元を得ることができてしまうんだ。
正直対象スーパーをよく使う人であれば、他の要素を差し引いたとしてもこれだけでこのカードを選んでしまっていいだろう。
デメリットとしては「ポイントの使い勝手がやや不便」なことが挙げられる。
等価で利用できる使い道が「グローバルウォレットへのチャージ」と「ポイント積立」ぐらいしか用意されておらず、それ以外の使い方だと価値が下がってしまうんだ。
近所に対象スーパーが無く、ポイントの使い勝手を気にするのであれば別のカードを選んだ方がいいだろう。
JCBカード W

JCBカード Wのメリットは「基本還元率が最大1.0%で普段使いにも適している」こと。
今回紹介した他2枚のカードは基本還元率が0.5%と低めに設定されており、普段使いというよりメインカードに合わせて使うサブカード見たいな立ち位置となっている。
しかしJCBカード Wは最大1.0%に設定されており、普段使い用と併用することが可能だ。あまりクレジットカードの枚数を増やしたくないという人は、JCBカード Wを選ぶ恩恵が大きいと言えるだろう。
デメリットとしては、「ポイントの使い勝手が悪い」ことと「高還元対象店舗が今回紹介した3枚の中で1番少ない」こと。
ポイントは三菱UFJカードと似たような感じで、「MyJCB Pay」もしくは「JCBギフトカード」への交換しか等価で使用できる用途が用意されていない。
また、高還元対象店も十分多いとはいえ他2枚と比べると少ないのもデメリット。
普段使い用としての適性の高さをどれだけ重視するかどうかで、JCBカード Wを選ぶようにしよう。

