
10月から新しく発行される「ファミマカード」。いつの間にかひっそりと終了していた「ファミマTカード」に変わるカードで、その名の通りファミリーマートでの利用でお得になるカードだ。
で、そんな「ファミマカード」なんだけど、調べてみると基本還元率1%だったり自動キャッシュバックだったりと意外とファミマ以外でも使いやすそう。
というわけで今回はこの「ファミマカード」を色々調べていこうと思う。最後まで見てくれると嬉しい。
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ファミマで高還元で使えるカードは地味に希少

実はファミリーカードで高還元で使えるカードって地味に希少。僕がばっと出てくるのはAmazonプライムマスターカードやJQ CARDセゾンGOLDぐらい。
コンビニ高還元カードの代名詞である三井住友カードもファミマは対象外で、三菱UFJカードやJCBカードなどの有名どころも対象外となっている。
ファミマTカードの使い心地は微妙

じゃあそんな中でファミマと提携しているファミマTカードはどうかというと正直使いずらい。
デフォルトでリボ払いになってるわ、ファミマでの還元率も2.0%で三井住友カードの7.0%と見比べると見劣りするわで、あまりオススメできるカードではなかった。
で、そんな声にお応えしてか新たに登場したのが「ファミマカード」。今は亡き者であるTの文字を脱ぎ捨て、改めてファミマでお得なカードとして舞い戻ってきた。
リニューアルされた「ファミマカード」の基本情報

そんなファミマカードの基本情報は以下の通り。旧ファミマTカードの相違点は太文字にしてある。
国際ブランド | JCB |
年会費 | 永年無料 |
基本還元率 | 1.0%(毎月の利用額の1%をキャッシュバック) |
付与ポイント | キャッシュバック |
付帯保険 | ショッピング保険:海外 50万円 |
追加カード | 家族カード:- ETCカード:無料 Apple Pay対応 |
特典 | ・ファミリーマートでの利用で最大5%キャッシュバック(ファミペイ連携時)(一部取引は1.0%) ・ファミペイチャージで0.5%ポイント還元 |
その他 | ・ポケットカードの特典を利用可能 ・電子マネーチャージはキャッシュバックの対象外 |
ポイント付与がキャッシュバックに

主な変更点は2つでそのうちの一つが付与ポイント。旧来のポイント付与方式ではなくキャッシュバック方式となった。
これは僕みたいな「ぶっちゃけポイント交換ってめんどくさくね?」と思ってる民には朗報となる改定。
また、基本還元率は1.0%なので、ファミマを使わない人でもP-oneカードやライクミーカードのように汎用型のキャッシュバック式カードとして使うことが可能だ。
ポイントをキャッシュバックに使えるカードは多くあれど、最初からキャッシュバックしてくれるカードは地味に少ないから、選択肢が増えるのはありがたい。
ファミリーマートでの利用で最大5%キャッシュバック

2つ目の変更点はファミリーマートでの還元率。ここも「ファミマカード」の名に恥じずしっかりと強化してきた。
前世の「ファミマTカード」はファミマで使っても2.0%が限界と正直店舗系カードとしては物足りない還元率だったけど、それが5.0%にまでアップ。
前項で触れたファミマで還元率がアップする系は2.5%あたりが限界だから、これで正真正銘「ファミマカード」がファミマで1番お得なカードになった。
以前と比べてかなり使いやすくなった

主な改定は以上の2つ。個人的には今回のリニューアルでかなり汎用性と使いやすさが改善したと思う。
以前までは使いずらい上に使いこなしてもそこまでメリットがないという中々きつい立場だったけど、今回でファミマ専用としても汎用カードとしても使えるようになった。
あとで他のキャッシュバック式のカードとも比較するけど、それらと比べると付帯保険などを気にせずファミマを使うなら「ファミマカード」が最適になるだろう。
付帯保険や家族カードは付帯なし

というわけで還元周りは結構いい感じのカードなんだけど、それ以外ではちょくちょく注意点がある。
一つ目が付帯保険や追加カードあたり。「ファミマカード」は付帯保険や家族カードはほとんど付帯しておらず、旅行に持って行く用や家族で共有する用のカードとしては適していない。無念。
一応付帯保険に関してはJCBの海外ショッピング保険があるが、このカードを海外で使うのならもっといいカードがあるだろう。
付帯保険や家族カードが必須の人は他のカードを検討しよう。
最大5%キャッシュバックは物理カードのみ

二つ目がファミマでの最大5%キャッシュバックについて。
「ファミマカード」をファミマで使うことで5.0%キャッシュバックになる特典だけど、この特典は物理カードで決済した時にしか適用されない。
つまり、他のコンビニのようにApple Payで決済してしまうと通常の取引と同じ1.0%になってしまうんだ。
ここはだいぶ間違いやすそうな部分なので、実際に発行してみようと思っている人は注意しよう。
ちなみにGoogle Payはそもそも対応してないので間違う心配はない。嬉しい。無念。
他のキャッシュバック系カードと比較

最後にざっくりと他のキャッシュバック系カードと比較して終わろう。
![]() ファミマカード | ![]() Likeme カード | ![]() P-one カード | |
---|---|---|---|
国際ブランド | JCB | JCB、MasterCard | VISA、MasterCard、JCB |
年会費 | 永年無料 | 年1回以上の利用で無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
追加カード | 家族カード:- ETCカード:無料 | 家族カード:無料(digitalは発行不可) ETCカード:無料 | 家族カード:無料 ETCカード:年1,100円 |
付帯保険 | ショッピング保険:海外 50万円 | 海外旅行:最高3,000万円(利用) | - |
特典 | ファミリーマートでの利用で 最大5%キャッシュバック | 毎週木曜日はTOHOシネマズ を1,200円で利用可能 | - |
こうやってみると他のカードとの大きな違いは国際ブランドの多さ、家族カード、付帯保険の充実さが大きな相違点になる。
僕の意見としては家族カードを必要とせずJCBでいいのならファミマカード、海外付帯保険やファミマでの割引よりも映画館での割引の方が嬉しいという人はLikeme カード、どうしてもVISAを使いたいという人はP-one カードでいいんじゃないかと思う。
どれも基本的に年会費無料で基本還元率1%というのは共通しているから、特典などのその他の機能で決めよう。
結構オススメ

というわけで今回の記事は以上。僕はちょくちょくファミチキといちごみるくを買いにファミマに寄るから一回使ってみる予定。
スペックを見る限りではそこまで悪くないカードだからファミマを使う人は試してみてもいいかも。
というわけで、今回の記事は以上。最後まで見てくれてありがとう。